2017年7月27〜30日に開催したロボットの競技会「アマゾン・ロボティクス・チャレンジ」には日本から4チームが参加した。その中の1チームである奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)とパナソニックの合同チーム(NAIST-Panasonicチーム)は日本勢で唯一決勝ラウンドに出場した。

NAIST-Panasonicチームのロボット
(出所:奈良先端科学技術大学院大学、パナソニック)
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 同チームがアマゾン・ロボティクス・チャレンジに参加するのは今年が初めて。最終ラウンドの結果は6位と惜しくも入賞を逃したが、初参加ながら日本勢の中では1位と実力を示した。

 チームメンバーはNAISTのロボティクス研究室を中心とした学生とパナソニックのAIソリューションセクターなどに務める技術者たちだ。NAISTとパナソニックは共同研究をするなど連携実績があり、ロボティクス研究室から提案する形で合同チームを結成した。

 NAISTとパナソニックの人数比はほぼおなじ。全体のチームリーダーを務めたNAIST博士研究員のグスタヴォ・ガルシア(Gustavo Garcia)博士は「一つのチームになって挑戦した」と話す。

 画像認識技術など物体の認識システムはNAISTロボティクス研究室の博士後期課程3年生ロトフィ・ハフィ(Lotfi El Hafi)さん、ロボットアームの制御システムを同3年生のフェリックス・ドリガルスキー(Felix von Drigalski)さんが担当した。

チームリーダーを務めたNAISTロボティクス研究室博士研究員のグスタヴォ・ガルシア(Gustavo Garcia)博士(中央)と、同研究室の学生ロトフィ・ハフィ(Lotfi El Hafi)さん(左)とフェリックス・ドリガルスキー(Felix von Drigalski)さん

 パナソニックの山本正樹統括主幹技師は「画像認識などのシステム開発は若手が中心、制御回路などは熟練の技術者が中心にチームに参加した」と話す。システムはOSS(オープンソースソフトウエア)を多用している。

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