この特集では、本格始動間近のマイナンバー制度を検証している。前回は2017年7月に試験運用が始まったマイナンバー制度の情報連携とマイナポータルについて説明した。今回はマイナポータルの使い勝手を見ていく。

ChromeやMicrosoft Edgeでも利用可能に

 マイナンバー制度の個人向けポータルサイトであるマイナポータルは2017年1月にログインが可能になった。しかし、この時点で使い勝手に関する評判は悪かった。Windows PCで利用するにはWebブラウザーとしてInternet Explorer(IE)しか利用できないうえに、MacではSafariに限定される。Java実行環境を含む各種プログラムをインストールする必要もあったからだ。

 2017年秋ごろの本格稼働時には、マイナポータルの使い勝手が大幅に改善される見込みだ。内閣官房は7月、マイナポータルに関する開発スケジュールを明らかにした。

図●今後のスケジュール
(出所:内閣官房の資料を基に作成)
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 それによると9月末ごろに「Windows版マイナポータルログインアプリ」をリリースする予定だ。IEを利用する場合、このログインアプリをインストールすれば、マイナンバーカードとPCにつないだカードリーダーがあればマイナポータルへのログインが可能になる見通しという。セットアップは容易になり、Java実行環境のインストールも不要になる。

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