また、痛ましい事件が起きてしまった。長崎新聞は2017年6月上旬、偽のメールを使った詐欺事件を報じた。「あなたに1億円が当たりました」というメールを受け取った人が、手数料などの名目で総額120万円以上をだまし取られたという。

 ITproの読者なら、そんなメールにだまされることはないだろう。だが、ご家族の方はどうだろうか。ITに詳しくない友人・知人はどうだろう。絶対にだまされないと言えるだろうか。

出会い系サイトに見せかける

 冒頭の事件では、1億円を受け取るための手数料として、3000円分のAmazonギフト券が要求された。「それぐらいなら、まあいいか」と払ってしまったのが運の尽き。その後も手数料を要求され、応じているうちに結構な額になってしまい、後に引けなくなったという。

 この手の詐欺は以前から存在する。長崎新聞が報じた事件では、金銭をだまし取る方法としてAmazonギフト券が使われた。犯人は被害者にプリペイドカードであるAmazonギフト券を購入させ、そのカード番号を伝えさせた。

 ほかの方法としては、有料の出会い系サイトに見せかけたサイトを使うケースがある。有料の出会い系サイトの中には、メッセージを送受信するたびにお金がかかるポイント制のサイトがある。そういったサイトでは、ユーザーは事前にプリペイドカードなどでポイントを購入。メッセージを送受信するたびに、そのポイントが消費されていく。

有料の出会い系サイトのイメージ
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