スマートフォンの普及によって、今や最も身近なプロセッサコアとなったARM。そのARM用に開発されたOSをオープンソースにしたのが「RISC OS Open」です。600円台からのボードPC「Raspberry Pi(ラズパイ)」シリーズで簡単に試せます。

「RISC OS Pi」のデスクトップ
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 RISC OS Piは、2006年にオープンソース化された「RISC OS Open」をラズパイ向けに移植したものです。RISC OSは1987年、1つの命令で単純な処理を実行するRISC(Reduced Instruction Set Computer)命令セットアーキテクチャーを採用したARM向けに英Acorn Computersが開発。教育用コンピュータで広く使われたものの、同社の経営難からいくつかの派生OSに分かれています。RISC OS Openは、その派生品のひとつです。

RISC OS Piをインストール

 RISC OS Piをインストールするには、まず公式サイトのダウンロードページにアクセスし、ラズパイ向けのOSイメージファイルを入手します。2017年11月29日時点でZIP形式のアーカイブ「riscos-2017-04-13.15.zip」がダウンロードできます。

RISC OS Piのダウンロードページ
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 ダウンロードしたイメージファイルは、Windowsパソコンの場合はエクスプローラーなどで開くと「riscos-2017-04-13-RC15.img」ファイルが取り出せます。ファイルサイズは約1.8Gバイトです。このファイルを「Win32 Disk Imager」などのフリーソフトを使ってmicroSDカードに書き込みます。

RISC OS PiのイメージファイルをmicroSDカードに書き込み
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