ただし、4K解像度に対応する液晶ディスプレイを購入する場合は、話はかなり複雑になってくる。前述したリフレッシュレートの問題が絡んでくるからだ。まず4K解像度で60Hzのリフレッシュレートに対応したデスクトップを表示するには、パソコン側も4K出力で60Hzに対応した映像出力端子が必要になる。

 問題となるのがこの「パソコン側の対応」で、現行モデルのパソコンでも4K解像度で60Hzのリフレッシュレートに対応しないものは少なくない。液晶ディスプレイ側だけが対応していても、宝の持ち腐れになるのだ。下の表は、代表的なパソコンと液晶ディスプレイ、インタフェースの組み合わせを整理したものである。

代表的なパソコンと液晶ディスプレイ、インタフェースの組み合わせ
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 さらに、液晶ディスプレイ側の対応も完全とは言えないことが、この混乱に拍車をかけている。HDMI 2.0以降の規格に対応していれば、4K解像度/60Hzに対応することは前述した通りだ。しかし液晶ディスプレイによっては、2つ搭載するHDMIのうち、片方はHDMI 2.0対応で、もう片方はHDMI 1.4までの対応ということもある。

 DisplayPortを使って接続する場合は、おおむね液晶ディスプレイとパソコン側の対応はマッチしている。とはいえ、DisplayPortを搭載するパソコンはHDMIほど多くないので、この点でも選択肢が狭まってしまう。このように4K対応ディスプレイを利用するには、液晶ディスプレイとパソコンの双方で、いろいろと調べなければならないことが多い。