DisplayPortは、パソコン用のディスプレイで利用されることの多い映像入出力端子だ。現行の液晶ディスプレイでは、DisplayPort 1.2以上の規格に対応するモデルがほとんどであり、HDMIのような規格による機能の断絶はない。どのモデルでも、4K解像度での出力時のリフレッシュレートは60Hzに対応すると考えてよい。

液晶ディスプレイのDisplayPort
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 デスクトップパソコンは、HDMIに近い標準的なサイズのDisplayPort端子を搭載することが多い。一方ノートパソコンでは、サイズを小さくしたMini DisplayPortを搭載するものが多い。液晶ディスプレイ側の端子はDisplayPortが主流だが、片側がMini DisplayPort、もう片方がDisplayPortという変換ケーブルを使うことで、ノートパソコンと液晶ディスプレイを接続できる。こうしたケーブルを同梱している液晶ディスプレイもある。

マイクロソフトのSurface Pro 3が搭載するMini DisplayPort
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 最後に、「Type-C」というちょっと特殊な映像入出力インタフェースを紹介しよう。USB のType-Cコネクターと同じ形状だが、一部の高機能なノート/デスクトップパソコンでは、このType-Cコネクターを利用してDisplayPort 1.2相当の映像出力が行える。Type-Cのコネクターは、USB 3.0/3.1とも機能を共有しており、拡張性の高いインタフェースだ。

 ただしパソコン側がType-Cを搭載するからと言って、映像出力に対応するとは限らない点に注意が必要だ。そもそも現行の液晶ディスプレイでも、高機能で価格の高い一部のモデルでしか搭載されていない機能なので、使える前提で考えない方がよい。

ノートパソコンでは徐々に搭載例が増えてきた映像出力対応のType-C
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4K対応液晶ディスプレイを選ぶときの注意点

 本特集の前回で紹介したフルHD解像度のディスプレイを利用する場合、基本的にはどのようなインタフェースでも問題なく利用できると考えてよい。冒頭でも述べた通り、パソコンの映像出力端子を確認し、同じタイプの映像入力端子を搭載する液晶ディスプレイ側を選べばよいだけだ。おおむねHDMIを搭載するモデルなら、問題は起こらないだろう。