「四角」と「線」を使って物事をシンプルに表現し、それを基に思考する。それだけで、あなたのSE人生を変えるくらいのインパクトをもたらす──。

 「それって本当?」という声が聞こえてきそうです。しかし、筆者はこの考え方を多くの人に教えたり、自ら実践したりしてきました。その結果、例えば以下のような効果が得られました。

  • 物事を深く理解できるようになる
  • 大勢の前でのプレゼンを成功させる
  • 良い文章を書けるようになる
  • 新たな発想が生まれる

 いずれもSEに限らず、ビジネスパーソンにとって必須のスキルといえます。特に強く求められているのは「新たな発想が生まれる」という効果でしょう。

 ビジネスの世界で「イノベーション(革新)」が重要なキーワードとして浮上している今、これまでにない新たな製品やサービスを生み出すイノベーション人材すなわちイノベーターを企業は求めています。しかし、よほどの天才でない限り、普通のSEがイノベーターになるのは容易ではありません。

 この連載で紹介する「四角」と「線」を使った思考法、すなわち「モデルベース思考」は、イノベーターになるために必要な基礎体力をもたらします。

 なぜモデルベース思考を利用すると、これらの効果を上げることができるのでしょうか。連載では具体的な例を挙げつつ、この思考法について解説していきます。SEやITマネジャーとしての活動をレベルアップするために役立てていただければ幸いです。

 今回は第1回なので、「モデル」とは何かを取り上げます。

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