優れた人材をどう採用するか。人材の定着と組織の活性化をどう両立するか。福利厚生の充実度は人材獲得のアピールになるか――。グリーの藤本真樹氏、Supershipの山崎大輔氏、クラウドワークスの弓山彬氏という、3人のCTO(最高技術責任者)が人材について語った。

(聞き手は玉置 亮太=日経コンピュータ


左からグリーの藤本真樹氏、Supershipの山崎大輔氏、クラウドワークスの弓山彬氏。対談はクラウドワークス本社で開催した。
(撮影:陶山 勉、以下同)
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自己紹介を兼ねて、皆さんの経歴や最近の仕事内容について聞かせてください。

藤本 取締役とCTO(最高技術責任者)、それと最近、人事担当役員になりました。人事は大変です。当社の事業はゲームもあればインフラもあるし、それから新領域と呼んでいる新規事業にも取り組んでいます。

 子会社も多い中で、グループとしてのアイデンティティーとかカルチャーみたいなものをもっと形づくらなきゃいけないというタイミングに来ていると思っています。グリーに勤めて10年を超えるので、最近力を入れていることですね。

山崎 Supershipという会社を簡単に説明しておくと、もともと2015年の11月に、nanapi(ナナピ)、ビットセラー、スケールアウトの3社が合併してつくられた会社です。KDDIのグループ企業としてWeb戦略を担っています。

 今は各社の融合を図っている最中です。代表の森岡(康一氏)が今後はテックカンパニーを標榜していきたいと希望していまして、融合を図りながら、どうやってカルチャーづくりをしていくかという問題に取り組んでいます。

 あとは新サービスですね。事業の各パートの技術を見ています。それといろいろな会社が融合したのでバックオフィス系のシステムがけっこうたくさんあります。それらを統括するCIO(最高情報責任者)の役割も兼ねていまして。

弓山 テクノロジー関係を中心に見ています。役職というか責任の範囲を整理して、2016年7月からCTOの役を任せていただきました。人事系をメインに見ている担当者は別にいて、一緒に考えながら取り組んでいます。

 管理職として部下を持つというよりは、自社サービスのアーキテクチャーを設計したり採用する技術を検討したりと、技術を中心にみています。エンジニアの育成に関しては、人事担当者と一緒になって議論をします。

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