本格的なデジタルの時代に突入し、ITを活用した新しいサービスや企業が次々と生まれている。代表的プレイヤーはアップルやグーグル、ウーバーなどのIT企業で、既存の産業に対して新しいビジネスモデルを持ち込み、破壊的インパクトを与えるため、デジタルディスラプター(デジタルによる破壊者)とも呼ばれる。

 デジタル化の影響は既に日本企業にも及んでおり、“王国”とまで言われた家電産業は壊滅状態に陥った。最強の自動車産業もIT企業の挑戦を受け、将来にわたり磐石とは言えなくなりつつある。既存の大企業といえども、自らのビジネスをデジタル化し変革していかない限り、その未来は暗い。デジタル化に対応できない日本企業の問題点を解説する。

出典:『デジタルトランスフォーメーション』第2章
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