クラスメソッドは2016年9月2日から開催中の「IFA 2016」において、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を利用した設計、構築、運用などのコンサルティング事業を、欧州市場向けに出展した。

 同社 ソリューションアーキテクトの小山翔太氏によれば、クラスメソッドは2016年1月、ドイツ・ベルリンに欧州法人を設立。2016年9月現在、従業員4人の体制で事業を展開しているという(写真1)。

写真1●クラスメソッド ソリューションアーキテクトの小山翔太氏
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 2016年中に5社のクライアント獲得を目指す。ベルリンでの拠点はコワーキングスペースを利用しており、スタートアップなどを含めドイツ国内でのコネクションを広げながら、日系企業の欧州法人や欧州企業に向けたAWSコンサルティングを提供していく。

 クラスメソッドはAWSを利用したクラウドSIに特化しており、日本国内でわずか5社というAWSプレミアコンサルティングパートナーに認定されている。「無印良品やスシローといったブランドのビッグデータソリューションで実績があり、AWSの認定エンジニアが数多く在籍している。欧州でも人員を採用している」(小山氏)という(写真2)。

写真2●ビッグデータを利用したAWSソリューションを得意とする
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 現地でドイツ語を習得後、ドイツ企業での勤務経験もある小山氏は、欧州市場について「欧州からデータを外に出せないといった制約を持つ企業が多い。ドイツにはAWSのリージョンもあり、欧州の拠点として優れている」と語る。

 ドイツ国内にもAWSを扱う企業が多数ある中で、クラスメソッドの強みとしては「日本、北米、欧州に拠点があり、24時間体制で対応できる」(小山氏)という点を挙げた。今後の欧州展開として、2017年3月のCeBITなど他の展示会への出展も検討しているとした。