前回(ヘッドホン端子なしの問題は夜起こる、iPhone 7と過ごした1週間)に続いて、米アップルが2016年9月に発売した「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」でなくなったヘッドホン端子と、役割が増えたLightningコネクターの意味を読み解く。

写真1●新発売のワイヤレスイヤホン「AirPods」の外観
(撮影:松村 太郎)
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 アップルはヘッドホン端子をiPhoneから排除する代わりに、ワイヤレスオーディオの世界を広げていこうという考えのようだ。そのためだけに、「W1」プロセッサーという新しいワイヤレスオーディオ向けのパッケージを作った。iPhoneの従来機に付属されていたケーブル付きの白い「EarPods」と同じようなサイズのBluetoothワイヤレスイヤホン、「AirPods」(写真1)の中にW1を閉じ込めた。

 AirPodsは、EarPodsのケーブルを引っこ抜いたようなデザイン、と言って差し支えない。その中に前述のW1プロセッサーを核としたシステムを閉じ込めている。明るさのセンサー、モーションセンサー、そしてノイズキャンセリング機能を搭載したマイクの1つは、ズームマイクとして機能し口元から音を拾う。

 AirPodsは付属のケースに装着して充電する。ケース自体にもバッテリーが備わっており、持ち運ぶ時間を充電に当てることができる。15分の充電で3時間の利用が可能だ。ケースを使用した場合、トータルで24時間以上の再生が可能だという。

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