米アップルが前週のイベントで発表した「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」は2016年9月16日に発売された(関連記事:マリオ、ポケモン、Suicaと日本向けのアピールが目立ったiPhone 7発表会)。Apple Storeでの店頭在庫はないようで、9月9日の予約を逃した場合、最新のiPhoneを手に入れるまでには少し時間がかかりそうだ。

 筆者はこの原稿を、米国の西海岸からニューヨークへ向かう国内線の中で書いている。飛行機のドアが閉まる際、「Samsung Galaxy S7 / S7 Edge / Note 7はリコールされており、機内での電源ONと充電は米国連邦航空局より禁止されています」とのアナウンスがあった。アップルのライバルである韓国サムスン電子の失速は不可避で、これからクリスマスにかけてのシーズンに、iPhoneにとって追い風になるかもしれない。

米国での初動は好調の模様

写真1●「iPhone 7」にLightning端子経由でイヤホンを付けたところ
(撮影:松村 太郎)
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 iPhone 7(写真1)は、米国の携帯電話キャリア大手のうち、AT&T、Tモバイル(T-Mobile)、スプリント(Sprint)の3社では予約が好調だという。最大手のベライゾン(Verizon)は「通常通り」とのことだ。

 ただし、アップルは米国のメディアに対して、発売後最初の週末時点での販売台数を発表しない、と通告している。2015年9月発売の「iPhone 6s」は、発売からの3日間で1300万台の販売を発表していた。

 今回のiPhone 7では、特に新色のジェットブラックに人気が集中しており、買い控えが起こることも予想される。販売台数は製造能力に依存することから、投資家にとって有益な情報にはならないと考えたのだろうか。

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