アップルは2017会計年度第1四半期(2016年10~12月期)の決算を発表した。「iPhone」の販売台数は過去最大だった前年同期比を5%上回り、サービス部門も18%成長した。過去最高の「Mac」「Apple Watch」の販売台数も確保した。

 2016会計年度第2四半期でiPhoneの販売台数が前年同期割れし、2016年の決算が15年ぶりにマイナス成長となったことで、「アップルの時代、iPhoneの時代が終わった」という悲観的な意見も多かった。これに対して筆者は、「iPhone 6」を販売していた2015年の特需の反動であるという見方を示してきた。

iPad出荷台数は前年同期比19%減

写真●アップルの製品カテゴリーの中では低迷が続く「iPad」
(撮影:松村 太郎)
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 今回の決算で再び過去最高の販売台数を達成したことで、iPhoneの成長と、これに6〜7割近くを依存するアップルが引き続き成長していく可能性を見せた。一方で、製品カテゴリーの中で、過去最高とならなかった「iPad」の動きは気がかりだ(写真)。

 2017年1月27日で、iPadが発表されてから7周年を迎えた。初代iPadは、iPhoneと同じマルチタッチスクリーンを採用した9.7インチのデバイスだ。iPadは2014年第1四半期の販売台数をピークに、下落傾向が長く続いている。

 2017会計年度第1四半期の決算では、1308万台のiPadを出荷し、前年同期比19%減となった。売上高は55億3300万ドルで前年同期比22%減。この数字から計算すると販売平均単価は約423ドルとなり、前年同期比4%減となった。

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