2017年2月13日から2月17日に公表された市場動向についてレポートする。MM総研「スマートフォン・MVNOの月額利用料とサービス利用実態(2016年12月)」、ガートナー ジャパン「ガートナー、日本のアプリケーション開発に関する調査結果を発表」、矢野経済研究所「自治体向けソリューション市場に関する調査を実施(2017年) -マイナンバーに加えて新たな需要を背景に、自治体向けソリューション市場は成長-」を取り上げる。

 MM総研は2017年2月16日、スマートフォンとMVNOの利用実態に関する調査結果を発表した。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、ワイモバイルの大手キャリアを対象に、フィーチャーフォンやスマホ、MVNOの月額利用料金と音声通話、データ通信サービスの利用状況を調べた。

 利用端末種類別の月額利用料金はスマホ利用者が6353円で、フィーチャーフォン利用者の約2.2倍となった。一方、音声通話サービスに対応したMVNO利用者の月額利用料金は大手キャリアのスマホの約4割、音声サービス非対応のMVNO利用者の月額利用料金は約3割にとどまった。

 利用端末別の1週間の平均通話時間は、フィーチャーフォンが19.8分、スマートフォンが23.4分、音声対応MVNOが19.0分だった。2015年12月実施の前回調査では、音声対応MVNOの通話時間が週5.9分であり、10分以上増加。音声対応MVNOを主回線として利用するユーザーの比率が高まっていると分析した。通話時間にはLINE電話やFace Time、Skypeといった、データ通信を使ったIP電話サービスの利用時間を含まない。

 データ通信量を調べたところ、平均データ通信量は4.22Gバイト、中央値は3.00Gバイトだった。有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は1Gバイト以下が21.9%、2Gバイト以下が21.4%、3Gバイト以下が12.7%となり、56%のユーザーが3Gバイト以下の通信量となった。5Gバイト以下までの利用者でみると約75%だった。携帯電話の3G/LTEの通信量で、Wi-Fi通信を除いている。

 利用端末別の1日の通信サービス利用時間は、フィーチャーフォン利用者が45.1分、スマホ利用者が128分、MVNO利用者が164.2分。用途別の利用時間では、スマートフォンとMVNOは「情報収集」「エンタメ」「コミュニケーション」が多く、フィーチャーフォンでは「情報収集」「コミュニケーション」「エンタメ」の順で利用時間が長くなった。

1日の用途別の利用時間
(出所:MM総研)
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