「韓国人に人気の関西都市は?」「京都の清水寺と龍安寺、欧米人に人気なのはどっち?」「奈良、京都、神戸、大阪。外国人が訪日旅行の最終日に滞在したい都市は?」

 いずれも「モバイル空間統計」の分析結果を基にした出題だ。答えは本記事をお読みいただきたい。

 インバウンド(訪日外国人)はどこから入国し、滞在中にどこを訪れて、どこから日本を離れるのか。国の統計では、こうした実際の移動傾向は見えてこない。「お客様」がどこにいるのかを知ることは、精緻なマーケティングの第一歩だ。今回はインバウンド(訪日外国人)が日本国内でどのように移動するのか、その傾向を解き明かす。

 訪日外国人が国内のどんな都市をどんな順番で、何日くらいで移動しているのか。こうした行動の実態が分かれば、販促や宣伝、集客に必要な打ち手を選択できる。今回は日本人と訪日外国人、それぞれが日本のどこに訪れているかを比較した。

訪問先に出る「お国柄」

 グラフは3大都市圏(首都圏、中京圏、近畿圏)とそれ以外を訪れた割合を示している。首都圏への日本人観光客の訪問は34%なのに対し、訪日外国人は44%と、首都圏人気の高さが伺える。

 一方で3大都市圏以外への訪問が日本人は41%に上るのに対し、訪日外国人のそれは30%にも満たない。これはまだまだ訪日外国人は都市圏への訪問に集中しており、おもてなし施策次第ではまたまだ地方へ呼び込める余地があることを示している。

外国人の訪問先
[画像のクリックで拡大表示]
日本人の訪問先
[画像のクリックで拡大表示]
訪日外国人と日本人の訪問先分布
(出所:ドコモ・インサイトマーケティング)

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が4月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら