「Instagramは難しい。当社の商品・サービスはビジュアル的ではないから使えない」と思いこんでいる企業は多い。しかし、一見非ビジュアル的なビジネスでもうまく活用しているところは多い。活用のヒントを学べる非ビジュアル系企業のInstagram活用術紹介の第4弾は、交通機関、公共施設、生理用品までを取り上げる。

 FacebookとInstagramの特性を考えて、違うコンテンツを使い分けて投稿している企業もある。どのように使い分ければ顧客層にリーチできるのか、実例から他の業種・業態でも使えるInstagram活用のヒントを紹介しよう。

利用促進を狙うInstagram活用法

 交通機関がInstagramを活用している例は多い。鉄道会社、バス会社、タクシー会社、航空会社などが、利用促進を狙った活用をしている。

 東急電鉄は、渋谷ヒカリエや二子玉川ライズなど、東急線沿線で得られる体験やイベントなどを紹介。世田谷公園や馬事公苑、目黒川、大井競馬場、寺社仏閣やカフェなど、沿線のお薦めスポットを紹介している。駅ごとのカラーも紹介しており、「その駅に降りてみたい」という気持ちにさせる。電車の写真と共に東急線の便利さを伝える投稿もある。東急線沿線の利用者には便利な情報が得られるアカウントとなっている。全体に、東急線の利用促進を狙って投稿しているようだ。

図1●東急電鉄のInstagram
https://www.instagram.com/tokyu_corporation/
[画像のクリックで拡大表示]

 京都・大阪・琵琶湖を結ぶ京阪電車は、美しい景色やイベントを多数投稿している。京都に関しては、各寺社仏閣に絞った写真やイベントなども多数取り上げている。投稿には必ず「二条城へは、京阪電車『三条駅』のりかえ、地下鉄東西線『二条城前駅』下車が便利です。」などの現地へのアクセス方法を添えており、行きたい人に役立つ情報となっているうえ、利用促進にもつながる投稿となっている。

 JR東海はかつて、「そうだ、京都行こう」のように、訪れた地域の魅力をクローズアップし、結果的にJR東海の利用促進を狙うテレビCMを流していた。京阪電車も、同様の使い方をしているというわけだ。この活用法のメリットは、魅力的な写真が多いためすぐに行けないユーザーにとっても魅力的であり、「いいね」やコメントが多く付きやすい点にある。

図2●京阪電車のInstagram
https://www.instagram.com/keihan_railway/
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は申し込み初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら