この連載では、機械学習にまだなじみがないITマネジャーやエンジニアに向けて、ビジネスへの活用を前提に、機械学習とその応用について説明している。

 第1回(機械学習は、なぜ「未知の問い」への答えを出せるのか)では機械学習についての大まかなイメージを、第2回(利用者をイライラさせないレコメンド機能を機械学習で実現する)では機械学習の仕組みを、第3回(機械学習で怖い「次元の呪い」、手法の選択は適材適所で)では機械学習を応用する際の勘所を、第4回(機械学習をIoTに応用、人間の行動を認識・予測する)では実際の機械学習の応用例をそれぞれ解説した。

 ここまでで、機械学習の基本から応用のイメージや注意点までを、ひと通りご理解いただけたと思う。今回は話をさらに進めて、機械学習をビジネスに活用する際にあらかじめ考えておくべきポイントを紹介したい。

 多くの企業にとって機械学習は初めての経験であり、先例やノウハウを持っていない。そもそも機械学習になぜ取り組むのかを明確にしていなかったり、進め方を知らなかったりすると、せっかくの取り組みが奏功しないおそれがある。

 たとえ小規模のプロジェクトであっても、始める前に以下のポイントをぜひ押さえておいてほしい。

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