クリスマスから年始にかけて、張り切って様々な食材を用意したり料理したりしている筆者に、ダンナが甘くささやいてきた。「ねえねえ、やっと松本に待望のドミノ・ピザができたよ、早速注文してみない?」。「新しもの好き」とよくいわれる松本市民だが、この年末年始、ドミノ・ピザのオートバイが近所に止まっているのを何度か見かけている。

ついに松本にもドミノ・ピザが

 そういえば、どこに居てもGPSでピザが頼める、ユニークなドミノ・ピザのスマホアプリ(「Domino's」)を以前、記事で紹介したことがある。

 アップルのiPhone発売の待ち行列に並んでいた人が、アプリを使ってドミノ・ピザを注文して食べている光景がテレビに映ったことがあった。どこにいても、例えば公園のベンチに座っていてもピザが頼めるということ自体が新鮮で、まさにスマホ時代だな、と思い、その感動を記事で伝えたのである。

 執筆時、松本にドミノ・ピザの店舗がなく、結局「エア注文」で乗り切った。店舗のある長野市まで車で行って、車の場所でピザを頼む、などという手もあったのに、何でやってみなかったのかな、などと後悔したりもした。

 そうしたちょっとした心残りもあるので、「(松本にお店が)できたんだったら、頼むしかないよね」と、筆者はダンナに即答したかった。しかし、自分で用意したり調理したりした様々な食材の「待ち行列」が多すぎて、なかなか注文するには至れなかった。そこで、お正月の食材も尽きた1月最初の週末に、いよいよ注文してみることにした。

 注文したのは、お正月の食べ過ぎや繊維・ビタミン不足を解消するために野草や野菜たっぷりの「おかゆ」を食する「七草粥」の日。「こんな日にピザなんて、もってのほか」という心の声もあったが、やっぱり我慢はできない。

 2012年の記事執筆当時は、単純に、指定した住所またはスマホのGPSの示す現在地にピザを届ける、という「Domino's」アプリであった。ところが、最新のアプリは、「ここまで進化した!!」「あなたのピザをリアルタイムで追跡できる」という触れ込みで、これにも興味が湧いていた。

松本で配られたドミノ・ピザのチラシにある「GPS DRIVER TRACKER」のバナー
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苦痛な「待ち時間」を「ワクワク」に変える

 ところで、何かを待つ、という行為は、なかなか苦痛である。何もせずに待つのは、短時間でも厳しい。かといって、何かをしながら待つ、というのは、時と場合によっては、待つ対象も、「ながら作業」も、どちらも中途半端になってしまう可能性もある。

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