2016年9月18日から22日にかけて、サンフランシスコにてJavaOneが開催されました。初日の18日と最終日のキーノートセッションに加え、400以上のカンファレンスセッションが行われ、Javaの最新情報から、ユーザーの事例、チュートリアルなど様々なJavaの情報に触れる5日間となっています。

 筆者も例年通りJavaOneに参加してきました。そこで、2回に渡ってJavaOneのレポートをお届けします。今回はキーノートセッションを中心にし、次回は筆者が聴講したJava SE関連のセッションについてレポートします。

 JavaOneのキーノートセッションはOracleが行うJava KeynoteとJava Community Keynote、そしてIntelとIBMによるスポンサーキーノートがあります。Java KeynoteはJavaのこれまでと今後に関して主に技術的な側面から語られます。一方のJava Community Keynoteはコミュニティと一緒になったお祭り的なキーノートとなっています。本記事では主にJava Keynoteに関してレポートします。

Java Keynote

 2015年と同様に、Java KeynoteはSharat Chander氏(写真1)で幕開けしました。

写真1●Sharat Chander氏
(撮影:櫻庭 祐一、以下同じ)
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 昨年、インターネットのトップレベルドメイン、いわゆるgTLDに".java"が追加されました。 ".java"はOracleによって管理されていますが、まだ一般に対してドメイン登録は行われていません。

 そんなおり、JavaOneで、ある".java"ドメインのサイトオープンが発表されました。それがgo.javaです(写真2)。

 go.javaは、Javaの学習のポータルになっています。残念ながらまだ日本語には対応していないのですが、既に様々な情報にサイトからたどれるようになっています。

写真2●go.javaの発表
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 Intelのキーノートを間に挟んで、次に登壇したのがバイスプレジデントのGeorges Saab氏(写真3)です。

写真3●Georges Saab氏
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 彼が発表したのがOracle JDKのDocker対応です(写真4)。開発者がより効率的にコンテナで開発できるようにDockerに対応させ、ディストリビューションのモデルを提供していくとしています。

 しかし、ライセンスや配布形態などの具体的事項については触れませんでした。

写真4●Dockerへの対応
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 ここで、Saab氏はマツダでのJava導入事例と、WAVEFRONTでのJavaによるサービス構築事例を紹介しました。マツダの吉岡正博氏(写真5)により、マツダでは製造部門などでも幅広くJavaが使われていると説明がありました。

写真5●吉岡正博氏(右)とSaab氏(左)
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Java SE 9は半年延期か

 Java SEについて登壇したのは、Java SEのチーフアーキテクトMark Reinhold氏(写真6)です。

写真6●Mark Reinhold氏
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