統計学とプログラミングスキルでネットサービスを急成長させるグロースハッカー。実はあまり知られていないが、日本でもグロースハッカーが活躍しているネット企業がある。統計学や機械学習を駆使して、顧客をもてなしているのだ。

“工具商の手厚さ”目指し日々改善

 製造現場にいる顧客と、日々の外回り営業でコミュニケーションを図る。会話のなかからヒントを得て、「こんな工具も必要ではないでしょうか」と、顧客に提案し、多くの注文を取る─。

 このように工具商の営業担当者が実践している提案営業を、ネットで実現しようとしているのがMonotaRO(モノタロウ)だ。EC(電子商取引)サイトや商品カタログを通して、700万点の工具を販売し、2013年度の売り上げは345億円で、2期連続の増収増益となった。

 同社の切り札が、「A/Bテスト」と「確率アルゴリズム」である。これらの手法を駆使した提案営業スタイルが顧客に受け入れられた。

MonotaROの鈴木雅哉社長(左から2番目)を囲むグロースハッカーたち。コンテンツ開発室の安井卓室長(右 から2番目)と商品情報管理室の吉岡守人室長(右端)はA/BテストでECサイトの使い勝手を向上。マーケティ ング部の橋原正明部長は確率アルゴリズムで送るべきカタログを厳選している
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら