景気回復の追い風を受け、2014年度のITサービス業界の収益は好調なものとなった。

 売上高500億円以上のITサービス企業(上場企業27社、NECフィールディングは2014年7月に上場廃止)の2014年度の業績は、前期と比較できる26社全体で、6.2%増と増収だった。2013年度の伸び率5.0%からも向上し、ITサービス業界全体は手堅く成長している(関連記事:2013年度ITサービス企業業績ランキング)。

 営業利益は全体で16.5%増と2013年度の減益から逆転。2013年度に各社を悩ませていた大型の不採算案件が収束。利益体質へ転向するための構造改革も効果を発揮し、2桁成長と躍進した。

 まず売上高ランキングを見て行こう(表1)。トップ10のうち7社は2013年度と変わらず、1位が1兆5118億1200万円のNTTデータ、2位が6594億3200万円のキヤノンマーケティングジャパン、3位が6057億6600万円の大塚商会だ。4位は野村総合研究所、5位は2013年度に浮上した伊藤忠テクノソリューションズが順位をキープ、それにITホールディングス、SCSKが続く。

表1●主なITサービス企業の売上高ランキング(売上高500億円以上の上場企業)
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