プロジェクターのトレンドが徐々に変わりつつある。新しい製品が続々登場しているのが、短焦点プロジェクターの分野だ。普通のプロジェクターは、投影距離を数メートル離すのが一般的だ。距離によって投影サイズが異なり、遠くから投影するほどサイズが大きくなるが、映像は暗くなる。懐中電灯と同じだ。

 ところが短焦点プロジェクターは、近い距離に置いて大きく投影できるのが最大の特徴だ。今回借りた韓国LGエレクトロニクスの新製品「PH450UG」は、33センチメートルの距離から80インチで投影できる。つまり、壁やスクリーンからの距離がたったの33センチで、大画面で表示できるわけだ。

 最大のメリットは場所を取らないことだろう。従来のプロジェクターを狭い部屋で投影しようと思ったら、部屋の真ん中近くに置かざるを得ない。短焦点プロジェクターなら、邪魔にならない。

 実際に使ってみると、別の観点からも便利なことに気付く。壁から離す距離が近いために、人や物が邪魔にならないのだ。例えば大きなテーブルにプロジェクターを置いた場合、プロジェクターからスクリーンの間にいる人が写り込んで影になることがある。

 プレゼンで画面を指さして説明する場合は、自分が大きな影になってしまう。ところが、このPH450UGならそもそも、間にものが入った際に影になるエリアがとても狭い。だから、邪魔になりにくい。

 良いことばかりの短焦点モデルだが、これまでの製品はかなり高価だった。今回登場したPH450UGは、発売前の予約のタイミングで7万円程度と、比較的手ごろな価格だ。

一見プロジェクターらしくないスタイルの「PH450UG」。(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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