2017年末に、2万円で入手可能な、HD解像度のディスプレイを搭載する14インチのノートPCを購入しました。ドン・キホーテの「情熱価格」ブランドの製品で、その名も「MUGA ストイックPC」(KNW14FHD-SL)です。CPUは、Intel Atom x5-Z8350(クロック周波数は1.4GHz)でメモリーは2GB、ストレージは32GB内蔵しています。

ドン・キホーテが販売するMUGA ストイックPC(KNW14FHD-SL)。14インチでフルHD(1920×1080ドット)のディスプレイを搭載
(撮影:塩田 紳二、以下同じ)
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 すでにさまざまな報道があるので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。もっと早く記事にしたいと考えていたのですが、Windows10 Ver.1709へのアップグレードを手動で行って失敗し、ドライバーなどが組み込まれない悲惨な状態となり、Linuxをインストールするなど試行錯誤していて、正常な状態にありませんでした。

 今年に入ってようやくデバイスドライバーが完全に組み込み、通常の状態といえるまで復調しました。とはいえ、今更スペック紹介や使い勝手に触れる段階でもないかもしれません。そこで今回は、筆者が行った、カスタマイズについて紹介しましょう。

 このMUGA ストイックPC(MUGA PC)、一部では散々な評判のようですが、原因はいくつかあります。

 まずメモリーが2GBしかなく、アプリケーションの実行にストレスを感じる場合があること。キーボード配列が独特で、一部のキーの位置が悪いこと。そして、ストレージが32GBしかなく容量不足になりがちなこと、などです。

 約2万円のPCですから過大な期待を抱かず、Webブラウザーでクラウドサービスだけを利用する、Officeソフトではなくテキストエディターなどの軽いアプリを中心に使う、といった使い方なら十分でしょう。そもそもこの安さでもっと高価なPCと同じ使い勝手なら、高価なPCの存在意義がありません。

 ただ購入したままの状態では、ちょっと使いにくいのも事実です。そこでいくつかの対策を施しました。まずメモリー容量に空きを作るため、いくつかのサービスを停止し、アプリケーションが常駐しないようにしました。またキーボードの割り当てを変更し、さらにストレージを空けるために付属ソフトなどを削除しました。

 付属ソフトを削除すると、ストレージにある程度の余裕ができます。もっとも、筆者はストレージを一度パーティションごと、回復ドライブを含めて消去してしまっています。アプリをアンインストールしたのではなく、単に「消えて」しまったわけです。

 容量不足を感じるようなら、MicroSDカードを側面スロットに入れれば、ある程度解消できます。Windows Updateによるアップデート時に容量が不足するなら、USBメモリーが利用できます。この場合、MicroSDカードは使えません。16ギガバイト程度のUSBメモリーを1つ用意しておくとよいでしょう。

 メモリー対策としては、タスクマネージャーから、OneDriveなどを停止しました。そもそもストレージが32ギガバイトしかないので、オンラインストレージのファイルをローカルに保存する余裕はありません。それに、、OneDriveの同期フォルダーをSDカードを指定するとトラブルになることがあります。例えば、スリープから復帰したときにSDカードの認識が遅れて、OneDriveアプリが同期フォルダーがないと判断してしまうことがあります。

 OneDriveは便利なサービスですが、こうした小メモリー、小ストレージのマシンでは、使いにくい面があります。OneDriveを利用するときは、Webブラウザーでアクセスすることにしました。ファイルの利用では、参照が圧倒的に多く、書き込む必要があるファイルはかなり限定的です。このため、Webブラウザー経由でのアクセスでもあまり困ることはないはずです。

 起動時に実行されるOneDriveのようなサービスは、タスクマネージャ([Ctrl]+[Shift]+[Esc]で起動できます)の「スタートアップ」タブを開き、該当のモジュールを右クリックして「無効化」を選択します(写真1)。

写真1●OneDriveなどの常駐アプリは、タスクマネージャーの「スタートアップ」タブで無効化できる
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 なお、「Windows Defender notification icon」は単なる通知用アプリなので、無効にしてもDefenderは動作し続けます。止めても大きな問題にはなりません。止めても、スタートメニューから「Windows Defenderセキュリティセンター」を起動すれば、通知などを確認できます。

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