話題の新タブレット「iPad Pro」を徹底レビューしていく。すでに発売後1週間ほどたっており、僕も当初から利用している。実際に使ってみると、Webサイトの情報を見てあらかじめ予想していた使い勝手とは異なり残念なポイントもあるが、想像以上に良かった部分も少なくない。今回もちょっと辛口でまとめて行こう。

 iPadもそろそろコモディティ化してきていることは疑う余地がないだろう。初代や2台目が登場した頃の目新しさはもう感じられない。そんな中で登場した大画面モデルはどんなユーザーに向くのだろうか? 大量のタブレットをチェックしてきた経験を生かして、今回も徹底的にレビューしていく。

新登場の「iPad Pro」は、一見従来のiPadと変わらないデザインだ。(撮影:戸田 覚、以下同)
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デザインはまさにiPad、完成度は高い

 気になるデザインはiPadそのものだ。例によってアルミ合金から削り出した剛性感の高いボディーを採用している。本体のフチをダイヤモンドカットで仕上げ、キラキラと輝く仕上げにしているのも他のiPadと同様だ。

 細部の仕上げも完璧で、コストダウンを優先することなく、しっかりと作り込まれている。

 ぱっと見は、「サイズ以外はそう変わらないiPadだ」と思うかもしれないが、実は大きな違いがある。特にベゼルが割合として細くなっているのがポイントだ。よりスリムで研ぎ澄まされた外観になっている。

 ただし、個人的にはちょっと見慣れてしまった感が否めない。そろそろ、フルモデルチェンジを期待したいのだ。文句の付けようがない完成度の高さだが、目新しさという意味では、新モデルだとしてもちょっと印象が弱い。

 次モデルでは、「iPhone 6s」のようなさらにこだわった仕上げを期待している。今回はセルラーモデルを撮影しているが、背面には例によってアンテナ部分に樹脂がはめ込まれている。これも見慣れると何とも思わないのだが、美しいとは言いがたい。iPhone 6sのようにスリットを入れるなどして、もっとスタイリッシュに仕上げてほしい。

背面を見ると、まさにiPadそのものだ。
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