グーグルは2017年9月20日、Google Playプレスイベント「Go Global」を開催した。日本・韓国・台湾におけるGoogle Playの現状と、それぞれで活躍する企業の海外進出事例などについて説明した。日本のスマートフォンゲームは海外で成功しにくいと言われているが、その打開策はあるのだろうか。

日・韓・台のスマートフォンゲーム事情

 日本のスマートフォンゲーム市場は今なお成長を続けており、ヒット作も多く登場するなど、依然として好調だ。しかしながらスマートフォン自体が成熟期に入っており、コアなユーザーは定着しているものの、ライトユーザーからの注目度が下がっている。かつての爆発的な成長と比べると、伸びが落ちてきているのも事実だろう。

 そうしたなか、グーグルは9月20日にGoogle Playプレスイベント「Go Global」で実施した。このイベントでは、日本・韓国・台湾の3つの国・地域におけるスマートフォンゲームの市場動向や、これらの国・地域で海外進出に成功を収めている企業の事例やノウハウなどに関する講演があった。

グーグルは9月20日、Google Playに関するプレスイベントを実施。海外進出をテーマに、グーグルやApp Annie、各国のゲーム会社の代表などが講演した。写真は9月20日のGoogle Play プレスイベント「Go Global」より(筆者撮影)
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 グーグルのGoogle Play アジア・パシフィック地域 ディレクターであるジェームス・サンダース氏によると、Google Playの売り上げの上位5カ国のうち、3カ国を日本と韓国、台湾が占めている。いずれも国・地域としては必ずしも大きいわけではなく、スマートフォンの市場も成熟傾向にある。それでも上位を占めるのは、プレイヤーがゲームアプリに長い時間を費やすからだという。

 スマートフォンアプリの分析ツールや市場データなどを提供しているアップアニーのCEOであるバートランド・シュミット氏は、これら3つの市場における特徴的な要素として、スマートフォンアプリに接する時間が長いことを挙げている。世界平均で見ると、ユーザーが1日にアプリに費やす時間は2時間程度だが、3つの市場は3時間近い時間を費やしており、特に韓国は3時間を超えているとのことだ。

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