今回は「みんなのラズパイコンテスト」の二つの受賞作品を紹介します。優秀賞を受賞した武居 佳穂さん(小学生)と星野 尚さんの作品です。

[優秀賞]武居 佳穂さん(小学生)
揖保の糸の木箱を用い
PCとして使えるようにしたケース

 受賞者の武居佳穂くんは、11才の小学生。この作品は、2014年の夏、小学校の自由研究として提出したものです。家族が多くて好きなときにパソコンで遊べないので、自分専用のパソコンがほしいと思い、家にあったラズパイを使って作ることにしたそうです(図1)。

図1●揖保の糸の箱で作った自作パソコン
[画像のクリックで拡大表示]
図2●自作パソコンに使った木箱などの材料
[画像のクリックで拡大表示]
図3●CAD図面を貼って部品を切り出す
[画像のクリックで拡大表示]

 材料は家にあるもの。ケースの材料となったのは、そうめん「揖保の糸」の木製の箱です(図2)。この箱を分解して使います。部品となる木の板を仮組みして完成イメージをつかんでから、ラズパイやキーボードなどの寸法を測って、部品の大きさや穴の位置を決めていきます。

 この情報を基に、CADソフト「AR_CAD」で図面を作成。印刷した図面を部品ごとに切って材料の板に貼り、図面通りに板を切ったり、穴を開けたりしていきます(図3)。コネクタを通す穴の位置合わせが難しかったり、穴のサイズをコネクタよりもひと回り大きくしないといけなかったりするなど、実際に工作してみて初めて分かることもいろいろあったそうです。

 出来上がった部品のサイズを確認してから木工用ボンドで組み立て、スプレー缶を使って塗装しました(図4)。あとはRaspbianをインストールして設定し、自分専用のパソコンが完成です(図5)。

図4●組み立て後に塗装し、ラズパイやキーボードをセット
[画像のクリックで拡大表示]
図5●Raspbianをインストールして完成
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら