受賞者の瀬谷理乃さん、瀬谷香乃さんは、共に小学生の姉妹です。コンテストには別々に応募をいただきましたが、審査委員会で協議の結果、姉妹一緒にRapiro賞の受賞となりました。

本物の「ドロイド君」を作る

 小学5年生の姉、理乃さんの作品は、「本当に歌って踊るGoogleアンドロイド」。米Google社のAndroidのマスコットキャラクター、通称「ドロイド君」(正式名は「Bugdroid」)を、実際に動くロボットとして製作しました(図1)。画面上でしか歌ったり踊ったりできないドロイド君の本物を作りたかったとのこと。

 黄緑色のロボット本体には、100円ショップで購入したゴミ箱を使っています。ロボットは、ラズパイに接続したモーターやカメラ、マイクなどを制御して動作します(図2)。足部に装着されたキャタピラーで前後左右に動き回ります。カメラとマイク、スピーカーを使って、周りの景色を映したり、声を認識したり、音声合成で話したりすることができます。目の部分のLEDも光ります。

図1●アンドロイドロボットの外観
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図2●組み立て中のドロイド君の中身
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 ロボットは、iPhoneなどのスマートフォンから、Webブラウザーを使って操作できます(図3)。無線LAN接続したスマートフォンで、Webブラウザー画面に表示されたボタンをクリックすると、ロボットが指定された動作をします。

 理乃さんは、夏休みにブラインドタッチを特訓して、今はキーを探さなくてもプログラムを書けるようになったとこのと。コマンドの使い方を一から覚えたり、駆動用のギアボックスを何度も作り直したり、大変だったけれど実際に物を作るのはとても楽しかったそうです(図4)。

図3●ドロイド君を操作するアプリケーション
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図4●ドロイド君と理乃さん
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