「もっと売上を伸ばしたい」「顧客の動向を知りたい」「次のヒットの芽がどこにあるか探りたい」――。

 こうしたマーケティング上のニーズに応える手段の一つが「データ分析」だ。顧客の購買履歴やWebサイトのアクセスログなどの膨大なデータを何らかの切り口で分析してまとめ直す。データ分析をすると、現状のビジネスを把握するだけでなく、状況を変える「次の一手」を生み出すヒントが得られるようになる。

 データ分析を業務に生かしたいと思っていても、どこから手を付けてよいか分からない人もいるだろう。この特集では、これから業務にデータ分析を活用したい人のために、データ分析の基本的な考え方から解説する。その上で、どんなツールで何ができるのかを紹介する。データ分析用として様々なツールやシステムが提供されているが、何をどうしたいのかをまず明確にしなければ適切に選ぶのが難しいからだ。

パソコンでも数百万件を扱える

 業務におけるデータ分析には様々なレイヤーがある。ここでは事業に関わる人が直接データを分析して、意思決定に役立てるといった活用を想定している。

 例えば、1カ月当たりの顧客の購買履歴から、特定の属性を持つ顧客の購買行動を抽出したり、通常とは異なる動きを示した顧客グループを見つけ出したりして、効果がありそうな販促手段を決める、といったケースだ。

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