山内:浅谷さんは、どうしてセンセイノートを始めようと思われたんですか。

浅谷:教育に興味を持ったのは、高校時代です。高校受験のとき、自分では合格するだろうと思っていた志望校に手が届かず、ほかの学校に入学しました。

 そこで、自分のポテンシャルがどれくらいあるかを試したくて、高校に入学して1~2年で目いっぱい勉強してみたんです。2年生までで、大学受験の勉強を終わらせました。3年生の1年間受験勉強をせずに過ごして、慶應義塾大学に合格しました。

 この経験から、「自分でもちゃんとやればできるんだ」と思いました。さらに「自分ができたってことは、ほかの人もやり方次第で伸びるんじゃないか」と感じたのが、教育分野に進んだきっかけです。

 大学の卒業後は教育系の企業に就職しました。そこで強く感じたのが、今の教育業界は、「学校は頼りにならないから、学校の外でなんとかしよう」という流れが強いということです。これは構造的な問題で、このままではいけないと思いながらも、解決策ができないまま退職して、別の企業に入りました。

対談の様子。左が、LOUPEの浅谷治希氏
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山内:そうだったんですか。センセイノートをやりたいから、会社を辞めたというわけではなかったんですね。

浅谷:そうなんです。次の企業に勤めているときに、先生をしている友人に会ったのが大きなきっかけでした。その友人から、「教師って本当にやりがいのある仕事だ」という話を聞いたんですが、私にはとても新鮮で。それまで先生とは生徒としてしか接したことがなかったので、「先生ってこんなことを考えていたんだ」と初めて知ったんですね。

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