今から約10年前の日経コンピュータ 2003年12月29日号特集「情報システム大予言」で、「2010年に、人々はウエアラブル・コンピュータを常時身に付けるようになる」と予言した。この予想より4年遅れたものの、予言が現実になる可能性が高まっている。

 直近でも、米アップルが9月9日の発表イベントでウエアラブル端末「iWatch」を発表する見通しとの観測がなされる(関連記事:Apple、9月9日イベントの招待状を送付、iPhone 6とiWatch発表か)一方、日本の地方都市でウエアラブル端末に関するハッカソン/アイデアソンが開催される(関連記事:全国3都市でハッカソン/アイデアソンを開催、テーマは「生活を変えるウエアラブル」)など、盛り上がりを見せている。

 10年前に筆者が取材した塚本昌彦氏(現在は神戸大学大学院工学研究科教授)は、ウエアラブルが脚光を浴びるとともに時の人となり、過去最大規模となるゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2014」でも基調講演を担当する(関連記事:CEDEC 2014は過去最大規模、「Project Morpheus」の体験会も)。

 はたして、ウエアラブルは単なる話題集めで終わるのでなく、「常時身に付けるようになる」存在になっていくのか。ここからが、塚本氏ら先駆者の腕の見せどころだろう。