9月2日、サムスン電子は記者会見を開き、販売済みのGalaxy Note7を交換するか、払い戻に応じると発表した。バッテリー不良のせいだ。

 9月3日から、全国186か所にあるサムスン電子のサービスセンターで、バッテリーの点検、本体の交換などの作業を行っている。新しいデバイスの準備に時間がかかるため、韓国のお盆連休明けの9月19日から、受け付け順に新しいデバイスと交換するという。

写真●サムスン電子ホームページ(サムスン電子提供)
サムスン電子はGalaxynote7のバッテリー不良を認め、新しいデバイスとの交換、払い戻しを案内している。
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 19日まで待てない人のために、Galaxy S7を貸し出している。払い戻しも可能で、Galaxy Note7を購入したキャリアの代理店で受け付けている。

 デバイス交換は2017年3月まで行われるが、サムスン電子は状況を見て期間を延長するとしている。サムスン電子は「バッテリー不良により怪我をした人はいないが、万が一という可能性があるのですべて交換することにした」と説明した。

 Galaxy Note7のバッテリーが爆発した、というニュースが報じられてからサムスン電子はすぐ不良を認め、交換を決定した。8月の発売直後から、韓国のSNSには充電中に爆発した、充電中にデバイスが燃えた、として写真が投稿され、メディアも盛んに取り上げていた。

 バッテリー不良の届け出は、9月2日の段階で35件あるという。サムスン電子によると、韓国をはじめ世界各国でGalaxy Note7はすでに250万台ほど生産済みで、100万台ほど販売されている。それをすべて交換するとなれば、莫大な費用がかかるのは間違いない。サムスン電子の久々のヒット作だっただけに、ブランドイメージへの打撃は、交換にかかる費用以上に大きい。

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