遺伝子検査や血液検査、生活習慣などを分析し、個別プログラムを組み立て、専用アプリを介して栄養士やトレーナーがダイエットを支援するFiNCのサービス。パーソナライズを徹底することで、ユーザーのサービス継続率はほぼ100%だという。社長の溝口勇児氏は、「アプリのUIよりも、管理システムの作り込みを重視している」と語る。

写真:陶山 勉

 日本には肥満者が約3000万人いて、そのほとんどがダイエットを経験していると言われています。ある調査結果では、5キロ以上痩せたい人は約48%にも上ります。ただ、自分に合う方法が分からない、忙しいといったハードルがあり、たとえそうしたハードルを越えても成功率はごくわずか。リバウンド率も高いのが現状です。

 「FiNCダイエット家庭教師」は、スマホアプリを介してプロのトレーナーや国家資格を持つ管理栄養士などの専門家からアドバイスを受けられるサービスです。ヘルスケアのアプリはたくさんありますが、アプリだけで完結したものが多い。専門家がアプリの先にいる、そこが大きな特徴です。

 当社ユーザーのサービス継続率はほぼ100%です。一方、一般的なヘルスケアアプリの場合、利用が続かないことが多い。記録を採ったり、決められた助言を機械的に受けたり、といったことだけでは継続しません。

 当社では、ユーザー一人ひとりに合ったプログラム作りから始めます。遺伝子検査や血液検査、生活習慣のアンケート結果などを分析して、タスクを決める。簡単な例ですが、揚げ物が好きだけど脂質で太りやすい方には、揚げ物をひかえるといったタスクを課す。こなしたタスクをユーザーが投稿するたびに、栄養士やトレーナーが助言します。インセンティブも重要です。タスクをこなすごとにポイントが貯まり、「Amazon」のポイントなどとして使える仕掛けも盛り込んでいます。

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