「Jenkinsユーザ・カンファレンス2015」が2015年1月11日に開催された。継続的インテグレーション(CI)ツールの世界でいまやデファクトスタンダードといえる「Jenkins」。そのユーザーコミュニティー「日本Jenkinsユーザ会」が、開発者と一体となって活発に活動している。

 東京・飯田橋にある法政大学のホールで開催された「Jenkinsユーザ・カンファレンス2015」。2012年7月以来2回目のカンファレンスの開催に、会場には多数の参加者がつめかけた。最初の基調講演に登壇したのは、Jenkinsの生みの親である開発者の川口耕介氏だ。Jenkinsコミュニティーの最近の活動やプロジェクトを紹介し、注目の目玉機能などを解説した(写真1)。カンファレンスではそのほか、先進ユーザーによる多くの事例講演やLT(ライトニングトーク)、Jenkinsによるビルド自動化を実際に体験するハンズオンセミナーなどが設けられた。

写真1●「Jenkinsユーザ・カンファレンス2015」の基調講演の様子

 カンファレンス開催をはじめとするコミュニティーの活動の狙いは、「ユーザー同士でノウハウや意見を交換する場にすること」(中心メンバーの一人、中村知成氏)。カンファレンス参加者へのアンケートによると、Jenkinsをまだ使っていない人や、導入したばかりの人が6割程度いるという。カンファレンスや勉強会を通じて先行ユーザーの経験を共有することが、Jenkinsの利用拡大や活用の推進につながっている。

 日本Jenkinsユーザ会は、開発者である川口氏自身が中心メンバーと一緒に活動しているのが特徴だ。川口氏は、「Jenkinsがどう使われているのかは、開発者でもなかなか知ることができない。ユーザー会が企業のニーズを知る大事な場になっている」と話す。

 もともと、2010年のコミュニティーの始まり自体、米国が拠点の川口氏が来日の際に、Twitterで中村氏らに声をかけて勉強会を開いたのが始まりだ。勉強会に関わった人たちが、今も中心メンバーとして活動を支えている(写真2)。

写真2●日本Jenkinsユーザ会の主要メンバーの皆さん
左から3番目が川口耕介氏。左から4番目が中村知成氏。

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