フードケアは、神奈川県相模原市に本社を置く業務用介護食品の企画・開発、製造(アウトソーシングによる)、販売を行う企業である。同社は、超高齢社会の日本で需要が急拡大している介護食品市場の草分けだ。代表取締役の竹内豊氏が1997年に設立して以来、業界のリーディングカンパニーであり続けている。

写真1●フードケアの主な商品
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 介護食品は、介護を要する高齢者向けに開発された食品で、病院および福祉施設が主な顧客(エンドユーザー)である(写真1)。フードケアの強みは、利用シーンなどに配慮した独自の商品展開だ。竹内社長の25年間にわたるヘルスケア市場の経験を生かして開発されており、同氏は次のようにその特徴を語っている(写真2)。

写真2●フードケアの竹内豊氏(代表取締役)

 「介護食品は噛む力や飲み込む力が衰えた方に食べる喜びを提供するものであるが、場合によっては命に関わる(飲み込みの障害で誤嚥性肺炎になり死につながることがある)ことからその責任の重大さを認識して、医療機関との共同開発や専門家指導のもとでの開発を行うとともに、社員全員での試食を含め、徹底的に安全性を検証し安心できる食品に仕上げて提供している」

 同社は介護食品を核に、各種疾患に対応した病態別食品も展開している。病院および福祉施設専門の販売代理店と協働することで、全国1万軒以上の病院施設に価値ある商品(エビデンスに裏付けされた安全安心かつ現場の値頃感がある商品)を提供している。

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