みなさん、こんにちは。筆者は、英語を皆さんと同じように英語をマスターすることを目指して日々奮闘しているエンジニアです。以前の連載や書籍「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」をお読みいただいた方はご存知かもしれませんが、英語が全くできない状態から仕事の合間に独学で勉強し、米国のワークショップで講師を務めるまでになりました。

ロンドンと言えばこれ!とっても綺麗でした
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 今回は、仕事を調整して3カ月間、英国に語学留学してきました。目的は、自分の最大の弱点だと考えているリスニングの強化です。筆者は、英語を仕事で使う機会がほとんどありません。そこで思い切って3カ月現地で過ごしてみることにしたのです。

 結果としていろいろな体験ができましたし、英語学習に関しても多くの気づきが得られました。今回からの4回集中連載で、筆者が英国で得た気づきを皆さんと共有したいと思います。英語学習の何らかのヒントになれば幸いです。

 さて、日本で英語を学ぼうと思ってWebサイトを閲覧していると、様々な英語学習のサービスや、英語勉強のメソッドに出会います。本当にいろいろな種類があり、それぞれの手法が「これこそ決定版!」と言わんばかりです。

 ところが英国に来てみると、面白いことに気づきました。英語を効率的に勉強する勉強法が、まるで一つしか無いように感じたのです。

 どういうことでしょうか。第1回となる今回は、英国留学で気づいた「普通に」英語を学ぶことの大切さについてお話しします。

英国で実感した英語学習の王道

 以前の連載でお伝えしたように(関連記事:私が英語勉強法に挑んだ理由)、筆者は独学で英語をとりあえずしゃべることができるようになり、米国のアジャイルカンファレンスで講演しました。その後、英国に3週間短期留学し(関連記事:海外への短期留学はオススメ!)、その勉強スタイルが気に入ったので、帰国後も英国の公的機関であるブリティッシュ・カウンシルで、週1回、英語を学んでいました。

 今回の3カ月間の留学ですが、短期留学のときと学校は違いましたが、教え方のスタイルはほぼ同じでした。さらに言うと、学習に使うテキストも同じでした。テキストの出版元は違っていても、レベルによって教えている内容はほとんど違いがないのです。書店を見ても、英語を学ぶ決定的なメソッドを説いた本がベストセラーになる、ということはなく、英語を学ぶための王道のテキストがいくつか存在する、という印象でした。

 調べてみると、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)という国際的な規格があり、これらのテキストはすべてCEFRにのっとって作られているようなのです。だからといって、テキストが面白くないというわけではありません。内容には工夫が凝らされていますし、スマートフォンを使う場面が出てきたりします。読み物も音声テキストも内容は興味深いものでした。

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