クリエイターズマッチは、アジア各国でインターネット広告のクリエーター育成事業を始める。主に現地の学生を対象に、バナー広告の基本的な知識や効果的な表現方法を学ぶ教育講座を同社が開設。修了者は同社の契約クリエーターとして、日本企業からのバナー広告作成業務を受けられるようにする。まずフィリピンのマプア工業大学で、2017年1月に講座を開く。日本企業のアジア進出で高まる、現地でのデジタルマーケティング需要を取り込むのが狙いだ。

調印式に臨むクリエイターズマッチの呉京樹社長(右)
(出所:クリエイターズマッチ)
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 2016年12月16日付けで、マプア工業大学と講座開設に関する覚書を結んだ。同講座の修了者には、他の科目と同様に単位を付与する。

 クリエイターズマッチはバナー広告の制作受託を手掛ける。企業や広告会社からバナー広告制作を受託。同社が教育を施した200人のクリエーターに、仕事を発注する。企業とクリエーターを結びつけるだけのクラウドソーシング事業者とは異なり、制作する広告の品質管理や進行管理も同社が担う。

 アジアで新たに始めるバナー広告クリエーターの育成講座は、同社がこれまで国内で地方自治体向けに提供してきたものの、海外版だ。地方に働く場を設け、一定水準のスキルを持つクリエーターを増やすことが狙いだ。既に鳥取市や宮崎市、福岡市などで講座を実施した。

 アジアで実施する講座の内容はネット広告や基礎的な用語の知識、効果的な表現方法(クリエーティブ)、文字の配置方法や文言の選び方、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)による制作の実技など。表現や文言については、誇大広告にならないような表現方法についても指導する。

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