写真1●AIU損害保険の阿部瑞穂経営保険業務部第一アンダーライティング課課長
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写真2●AIU損害保険のサイバーセキュリティ対策保険「CyberEdge(サイバーエッジ)」の概要図
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 「これだけサイバーセキュリティに対する関心が高まっている状況だから、もっと売れるだろうと思っていたが、なかなか厳しい」。米AIG傘下の保険会社であるAIU損害保険の阿部瑞穂経営保険業務部第一アンダーライティング課課長はこう話す(写真1)。

 AIUは2012年12月に日本国内で、企業のサイバーリスクをカバーする保険商品「CyberEdge(サイバーエッジ)」を発売した(写真2、関連記事:AIU保険がサイバーリスク保険発売、攻撃・不正に包括対応)。この時点で米国など世界35カ国で発売しており、米国を中心に販売を伸ばしていた。だが、日本では発売後2年が経過しても“苦戦”していることを率直に認める。

 AIUのCyberEdgeは、サイバー攻撃発生に伴う損害を包括的に補償する保険商品だ。個人情報が漏洩した場合なら、それに伴って顧客から請求された損害賠償や、行政機関への届け出などにかかる費用、原因を特定するための調査費用、おわびの金券にかかる費用などが補償される。

 保険料は個別見積もりだ。年間売上高100億円のIT企業が最大補償額5億円の保険に加入する場合、年間保険料は400万円程度になる。保険料は保有しているデータの質・量やセキュリティ対策の整備度合いなどに応じて大きく変動する。

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