今ではユーザー数が少ないと思われるアナログモデムの新製品が続々と登場した。アイ・オー・データ機器が2018年1月24日、アナログモデム2製品を発表。翌25日にはラトックシステムも新製品を発表したのだ。

アイ・オー・データ機器のアナログモデム2製品
(出所:アイ・オー・データ機器)
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 これを受けて、SNSには「懐かしい」「誰が使うのか」「アナログモデムじゃないとインターネットに接続できない地域があるのか」といった書き込みが相次いだ。なぜ今になってアナログモデムの新製品が次々と発表されたのだろうか。

まだまだ現役のアナログモデム

 アナログモデムは、20代より若い世代では使ったことも見たこともないかもしれない。壁面などに設置されたモジュラージャックにつないで、アナログ電話回線の通信網を使ってパソコンで通信するための機器だ。1980年代後半から、PC-VANやNIFTY-Serveといったパソコン通信の普及とともに使われるようになった。

 1990年代にはアナログモデム機能を内蔵するパソコンが増えたが、2000年以降はADSLや光ファイバーなど、より高速なデータ通信手段に取って代わられ、パソコンではアナログモデム機能を搭載する製品が急速に減っていった。

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