写真1●Samsung Z1
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 サムスン・インディアは2015年1月14、「Tizen OS」を搭載したスマートフォン「Samsung Z1」をインドで販売開始したと発表した(写真1)。希望小売価格は5700インドルピー(約90ドル)だった(参考記事)。そして6月末には、そのSamsung Z1が出荷台数100万台を突破したと現地のThe Economic Timesなどが報じた(参考記事)。

 Samsung Z1はインドの隣国バングラディッシュでも販売しており、バングラディッシュの2015年第1四半期のスマートフォン販売シェアで23.4%を占めている。

 世界的にスマートフォン出荷のシェアが減少しているサムスンだが、新興国市場で新たなOSを搭載したスマートフォンはサムスンを救うことになるのだろうか?

ついにサムスンだけになってしまった? Tizen陣営

 Tizen OSは、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、スマートテレビ向けのオペレーティングシステム(OS)である。2011年9月にモトローラ、NEC、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)、ボーダフォン、サムスンの6社で構成されるLiMo Foundationで開発していたモバイルOS「LiMo Platform」と、インテルが開発を進めていたモバイルOS「MeeGo」が合流したことに起源がある。

 MeeGoはもともと、インテルとノキアが中心に開発を進めていた。ノキアはマイクロソフトによる買収後はWindows Phoneに注力することを決定したため、MeeGoプロジェクトはインテルが引き継ぎ、その後Tizenと合流した。さらにサムスンがLiMo Foundationとは別に開発をしていたモバイルOS「Bada」も、非公認ではあるがTizenプロジェクトへ統合されたと言われている。

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