Windows 10 Mobileを搭載する最初の端末が米国で2015年11月20日に発売された。それに続いて、日本国内でも複数の販売元がWindows 10 Mobile搭載端末を発売済み、あるいは近日発売予定である。Windows 10 Mobileの目玉機能である「Continuum」への対応を表明するものもある。日本国内で販売される主なWindows 10 Mobile端末についてまとめた。

 Windows 10 Mobileがついに正式リリースされた。米マイクロソフトは2015年11月20日、Windows 10 Mobileを搭載する最初のスマートフォン端末「Lumia 950」と「Lumia 950 XL」を発売した。

 Windows 10 Mobileは、従来の「Windows Phone 8.1」のUIや機能を継承しつつ、パソコン版のWindows 10との共通化を進めたモバイルOSである。従来のWindows Phoneと同様に、マイクロソフトの「Office」を標準装備する。

 共通化の代表はアプリストアだ。従来は専用の「Windows Phone Store」を利用していたが、Windows 10 Mobileではパソコン版と同じ「Windows Store」を使うようになった。アプリについても、Windows Storeで配布されるパソコン版と同じユニバーサルアプリをインストールして使用できる。従来通り、Windows Phoneアプリも使用できるが、こちらもWindows Storeから入手できるようになった。

 OSのカーネルや付属ソフトの一部もパソコン版と同じものになった。例えば、標準Webブラウザーには「Microsoft Edge」が、音声アシスタントには「Cortana」がそれぞれ採用されている。CortanaはWindows Phone 8.1でも利用できたが、Windows 10 Mobileでは日本語対応版が利用できる点に違いがある。

国内でも複数端末が発売

 Windows Phone時代と大きく変わったのが端末の販売状況である。Windows Phone 8.1対応の国内向け端末はほぼ存在しないに等しい状況だったが、Windows 10 Mobileの場合は、ヤマダ電機が2015年11月28日に発売した「EveryPhone」を皮切りに複数の端末が販売される状況になっている。表1に2015年12月14日時点までに発売済み、もしくは近日中に発売を予定する主な端末をまとめた。

表1●主なWindows 10 Mobile端末
2015年12月14日時点までに発売済み、もしくは近日中に発売を予定する端末を掲載した。
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表1(続き)
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 スペックを見ると、Android端末ではエントリーレンジからミドルレンジに相当する機種が多い。Windows 10 Mobileが市場に受け入れられるかどうかが未知数の段階では高額な端末は販売しづらいというのが第一の理由だろうが、Windows 10 Mobileのハードウエア要求スペックが低いことも一因と言える。Windows 10 Mobileの要求仕様は2012年10月リリースのWindows Phone 8とほぼ変わらず、こうした端末でも比較的スムーズな操作を実現できる。

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