米国で、東芝のWindowsタブレットを買いました。買ったのは、米国で「Encore 2 WT10A32」と呼ばれている機種で、日本では「DynabookTab S50」と呼ばれている機種とほとんど同じものです。

 CPUがちょっと違っていて、日本国内のものはメモリーが2GB接続できる「Atom Z3735F」なのに対して、米国版WT10A32は、メモリーが1GBしか接続できない「Atom Z3735G」になっています(表1)。また、S50には、GPSが搭載されているのに対して、WT10A32にはGPSは搭載されていません。しかしストレージが32GB版で269ドル(税別)とかなり安価になっています。

表●Encore 2 WT10A32とDynabookTab S50の主な仕様
 Encore 2 WT10-A32 Dynabook tab S50/23M
CPUAtom Z3735GAtom Z3735F
クロック周波数1.33GHz
GPUIntel HD Graphics
液晶解像度1280×800ドット
画面サイズ10.1インチ
メモリ1GB2GB
外部記憶32GB
メモリスロットMicroSD×1スロット
カメラ(フロント)1.2メガピクセル、固定焦点
カメラ(リア)5メガピクセル、オートフォーカス
USBUSB2.0 Microコネクタ×1(充電兼用)
マイク
スピーカーステレオ
コネクターヘッドセット端子(ヘッドホン+マイク)
ディスプレイ出力マイクロHDMI
無線LANIEEE 802.11 b/g/n
有線LAN×
Bluetooth4.0
GPS×
バッテリ寿命11.1時間以上(測定方法不明)7時間(JEITA 2.0)
サイズ175×259×9mm
重量550g(1.21ポンド換算値)555グラム

 購入したのはサンフランシスコ市内のマイクロソフトストアです。米国では、街中に進出していたCompuUSAなどのコンピューター系の量販チェーン店がほとんど絶滅してしまい、サンフランシスコ市内では、バスに乗ってBestBuyあたりに行かないと、パソコンなどを物色することができなくなってしまいました。

 市内にあるPC関連のショップは、マイクロソフトストアとアップルストア、そしてタンディぐらいでしょうか。もっとも、USBケーブルやマウスといった小物は、ドラッグストアやスーパーマーケットでも扱っているので、それほど困ることはないのでしょう。

 しかし、なんだか、このままいくと米国のパソコン小売りは、BestBuyみたいな家電チェーンと、マイクロソフト、アップルのそれぞれの直営店だけになってしまいそうです。米国で、PCなどの小売りが絶滅したのは、インターネット通販の影響が大きいと言われていますが、日本でも、インターネット通販が伸びており、もしかしたら、米国と同じような状況になってしまうかもしれません。

 なお、マイクロソフトストアは、一昨年ぐらいまでは、SurfaceとXBOXの店のような印象でしたが、昨年ぐらいから、WindowsマシンやWindows Phoneスマートフォンなどの品揃えが増えてきて、PCショップ的な感じが強くなってきました。そもそも、米国は、どこにいっても、買い物は車でいく大きな「モール」が中心で、その中にチェーン店の店舗があるため、買い物という点では、非常に均質化されています。アップルストアも結局、この流れに乗って、全米で店舗数を増やしています。マイクロソフトストアにもそんな感じがあり、おそらくは、全米の主要なモールに出店することになるのではないかと思われます。

 チェーン店なので、何処に行ってもあるものは同じで、すべて同じ値段です。そういう意味では、買い物が面白くない時代になってきました。

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