企業もソーシャルメディアを活用し始めているが…
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 企業でもSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用はもはや当たり前の時代になってきた。SNSの活用といっても、社外向けに販促や認知拡大といった目的だけでなく、情報共有やモチベーション向上などを目的として利用する場合もある。その結果、プライベートに限定して利用していたはずが、会社でも使わざるを得なくなったというケースもあるだろう。

 企業でのSNS活用率はどの程度なのだろうか。調査会社のIDC Japanによると、2013年10月時点で社外向けの情報発信などに利用するFacebookやTwitterなどの利用率は36.9%であり、2011年に比べて10%上昇。社内SNSの利用率は16.5%となっている。このうち「全従業員が参加して利用」は5.7%、「特定の部署やプロジェクトでのみ利用」は10.8%である。同年、米ガートナーは全世界で社内SNSを導入した企業のうち、成功した例はわずか10%と発表しており、社内SNS導入・活用の難しさを物語る。

 なお、NTTコム リサーチとループス・コミュニケーションズが実施した第5回「企業におけるソーシャルメディア活用」に関する調査(2013年7月)によると、SNSの公式アカウントを運用する企業が利用しているSNSの活用率は、Facebookが約80%、Twitterが50%超、mixi、Google+、LINEが約25%となっている。企業は目的に応じて、複数のSNSを活用しているというわけだ。

 こうした数字を見ると、もはや、「SNSとは?」「SNSを導入するには?」といった段階から、「導入はしたけれど…」という段階に来ていることが分かる。

 本連載では、企業のSNS導入や活用における失敗、トラブルに焦点を絞って、問題点の整理と共に解決法を考えていく。

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