みなさん、こんにちは。hifive開発チームの横山です。第2回第3回では、HTML5で実現可能な表現や機能について詳しく解説しました。これらを用いると、業務システムに従来のWebシステムでは実現できないレベルの高い操作性を持たせることができます。直観的に操作できるUIにより誤操作を防止しやすくなり、ユーザー教育のコストも減らせるのではないか---。そんな期待を持った人も多いのではないでしょうか。

 しかしながら、そうしたリッチなUIを備えた業務システムの開発は、単純な画面遷移を繰り返すことで業務を進めていく従来型Webシステムと比べて、開発プロセスを適切に管理し、予定通りの工数で開発を進めることが難しくなりがちです。

 そこで今回は、HTML5を使ってリッチなUIを提供する業務システムを開発する際に必要となる「成功させるために考慮すべき点」や「失敗しないための開発の進め方」「役に立つツールやライブラリ」などの情報をまとめて紹介します。

 具体的には、「HTML5で主に実装するクライアント側アプリケーションの開発(クライアントサイド開発)の進め方」について、(1)要件定義、(2)設計、(3)実装、(4)テスト、(5)運用・保守――というシステム開発における主要な五つのフェーズに沿って話を進めていきます(図1)。

図1●HTML5を使ったクライアントサイド開発もサーバーサイド開発と同様に進める
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