「ミシっ!」……、不気味な音とともにディスプレーに蜘蛛の巣状のヒビが入る。昨今のスマートフォン分解の悩みの一つだ。薄型化が進むスマートフォンでは両面テープなどの使用が増え、破損させずにディスプレーを筐体から綺麗に分離するのに一苦労する。最近のディスプレーはタッチパネルと接着されてさらに薄くなっており、ちょっと手元が狂っただけで液晶パネルまで一緒にお陀仏になることも。

 iPhoneはこの点、筆者のような分解屋にとっては非常にありがたい存在だ。構造は超複雑で約50本のネジが使われているが、これらのネジを外しさえすれば、部品を損傷させずに分離することができる。両面テープも一部で使用されているが、ガッチリ固定しているわけではなく、無理に引っぺがす必要もない。

 ディスプレーは、充電時などに使用するLightningコネクタの両脇にある特殊規格のネジ2本を外すだけで簡単に外れる。あとはひたすらネジを外し、内部の部品を取り出していく。分解屋の友iPhone!しかしiPhoneが分解屋に優しいのはここまでだ。

iPhone 6の外観
背面に記載された情報
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