モバイル、アナリティクス、クラウドなどデジタルテクノロジーが目覚ましい進歩を遂げている。これらが、ビジネスを大きく革新する起爆剤となり得ることは、既に共通認識となりつつある。

 企業は、その潜在力を正しく捉え、体得し、成果に結び付けなければならない。情報システム部門を支える中堅リーダーには、今何が期待されているのだろうか。

 今回は、アクセンチュアが毎年実施している、企業のCIO(最高情報責任者)に自社のモバイルへの取り組み状況を尋ねる世界的な調査「Accenture Mobility CIO Survey」(下記囲み参照)の結果から得られた示唆を解説する。

 情報システム部の中堅SEであるA氏は、日々の業務でモバイル技術を活用するプロジェクトは確実に増えていると実感している。しかし、そもそもモバイルプロジェクトの目的は何なのだろうか。経営層がモバイルに何を期待しているのか、自分自身まだまだぼんやりとしている。

Accenture Mobility CIO Survey

2014年3月に発表された最新のAccenture Mobility CIO Survey 2014では、北南米、欧州、アジア太平洋地域のグローバル14カ国/10の業種/1475社のCIOおよびそれに準ずるITに携わる役員を対象に、2013年12月から2014年1月にかけてリサーチを実施した。対象企業は、事業規模が米ドル換算で2.5億ドル以上で、うち11%は500億ドル以上の企業である。また、日本企業はうち100社である。

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