2014年に入り業界アライアンスによってM2M/IoT市場のユースケースを作り、ビジネスとしていち早く離陸させようという動きが始まっている。その多くは、スマートホーム分野をターゲットとしている。主導しているのは米クアルコムなどの「AllSeen Alliance」、グーグルや同社傘下の米ネストラボなどの「Thread Group」、業界団体ではないが米アップルが取り組む「HomeKit」など、いずれもスマホ時代の覇者となったプレーヤーだ。

 2014年に入り、M2M/IoT市場を推進するキーワードの一つとして「エコシステム形成」が急浮上している。業界アライアンスによってM2M/IoT市場のユースケースを作り、ビジネスとしていち早く離陸させようという動きだ(表1)。oneM2Mのような標準化の取り組みとは真逆のアプローチと言える。

表1●目的別のM2M/IoT推進団体が続々と発足
2014年に入り動きが加速してきた。特にスマートホーム関連で多くの動きがある。
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 例えば米GEや米AT&T、米シスコシステムズなどが中心となって設立された「Industrial Internet Consortium(IIC)」は産業分野のM2M/IoTビジネスを加速するために、テストベッドやユースケースを作ることを目標として活発に動いている。「グーグルなどに対抗する狙いから、まずは産業分野に焦点を当てている」と、IICのステアリングコミッティの1社である富士通 ネットワークサービス事業本部の須賀高明IoTビジネス推進室長ネットワークスペシャリストは語る。

 実はIIC以外の多くの業界アライアンスは、すべてスマートホーム分野をターゲットとしている。主導しているのも米クアルコムなどの「AllSeen Alliance」、グーグルや同社傘下の米ネストラボなどの「Thread Group」、業界団体ではないが米アップルが取り組む「HomeKit」など、いずれもスマホ時代の覇者となったプレーヤーだ。

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