WebサイトのJavaScriptは丸裸です。Webブラウザーには、JavaScriptのコードを見たり、実行を止めて一行ずつ実行するステップ実行の機能が付いています。そのため、容易に何がどのように実行されるのかを調べることができてしまいます。そこで、JavaScriptの処理を隠すために難読化が行われます。

 今回までの三回にわたって、いろいろなJavaScriptの難読化の手法を見てきました。今回は、その総集編です。実は、ここまで紹介した難読化の手法を利用して作られた既存のツールがあります。自作のツールでもオリジナリティがあって良いのですが、定期的にメンテナンスされている信用度の高いツールを使うことも選択の一つとして見ていきましょう。

packer ―― 老舗の難読化ツール

 packerはWebブラウザーで使えるJavaScriptの難読化ツールです。画面の上方にあるテキストボックスにJavaScriptを入力し、[pack]というボタンを押すと、難読化されたコードが、下側にあるテキストボックスに表示されます。このとき、Base62 encode/Shrink variablesというオプションにチェックを入れて、より強い難読化を行うことが可能です。

Webブラウザーから使える難読化ツールのpacker
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