会議室のプロジェクターにパソコンをつなぎ、PowerPointの画面を表示しながら説明する、といった機会は多いはず。ただ複数人でのプレゼンとなると、話し手が変わるたびにプロジェクターに接続するケーブルを各自のパソコンにつなぐ作業が必要で、とても面倒だ。会議がスムーズに進行せず、段取りも悪く見える。

 会議で資料を配るのも手間だ。また、会議をするに当たっては参加者のスケジュール調整も必要になる。「会議」には面倒なことがかなり多い。

 こうした面倒を解消するソフトを、何と米インテルが提供している。「Unite」という会議用のコラボレーションソフトだ。Uniteのホストプログラムが動くパソコンをプロジェクターにつないておくと、Uniteのクライアントソフトをインストールしたパソコンから、無線LAN経由で画面を投影できる。また、プロジェクターに映した画面は、パソコン側にも表示可能だ。

 Uniteを使って画面を表示できるのは、ホストとなるパソコン(「Collaboration Hub」と呼ぶ)と同じネットワークセグメントにあるパソコンのみ。ただしVPNを利用できる環境があれば、外出先などからCollaboration Hubに接続できる。

 会議室のプロジェクター画面を、外出先でも見ることができる。さらにUniteには会議参加者とファイルをやり取りする機能もあるため、遠隔地でも資料を受け取れる。会議室にいなくてもよいわけだ。このUniteの使い勝手を検証してみた。

米インテルの「Unite」はパソコンで動くコラボレーションソフト
(出所:デル)
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 Uniteを使うには、Uniteのホストプログラムを動かすパソコンが必要になる。会議に参加する誰かのパソコンでもよいし、会議室に常設するパソコンでもよい。インテルがWebサイトで公開しているシステム要件によると、vPro対応のCPUを搭載し、OSにWindows 7以降を搭載するパソコンであれば、Collaboration Hubとして利用できるという。

 ただしUniteのホストプログラムは2016年11月時点で、Unite対応をうたうパソコンに付属する形でのみ配布されている。このため、実際は対応パソコンを購入する必要がある。インテルのNUCキット「NUC5i5MYHE」やデルの「OptiPlex 7040 Micro」、レノボ・ジャパンの「ThinkCentre M93p SFF Pro」といった小型パソコン製品にUniteのホストプログラムが付属している。

UniteのホストプログラムはvPro対応パソコンで動作する。写真はインテルのNUCキット「NUC5i5MYHE」
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