LINEのスマートスピーカー「WAVE」の先行体験版を使い始めてから約10日が経過した。で、その評価はというと、正直言って期待外れ。AmazonやGoogleの同種の製品に負けてほしくないという日本人としての思いが強すぎるのか、先行体験版と割り切ってはいるものの、大きく膨らんだ期待の前にガッカリ感が先行してしまった。

高さ約20センチ、底辺の直径が約14センチ、重さ998グラムのLINE「WAVE」の体験版。購入記念に置物風に記念撮影してみた。俯瞰して見ると花器のようにも見える(筆者撮影、以下同じ)
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 ただ、考えようによっては、これからの伸び代がたっぷりと確保されているわけだ。製品版とその後に続くシリーズ製品で、どこまでその能力を高めてくれるのだろうかと、期待と不安が交錯する。

 本コラムは、「WAVE」って何、体験版のインプレッションと要望、「WAVE」とLINEの将来と戦略──の3つの論点でWAVEを見ていく。

LINE WAVEで何ができるのか

 LINE WAVEは、向かって話しかけることで、音楽を再生してくれたり、アラームを設定してくれたり、天気予報を教えてくれたりする。将来的には、家庭内の電化製品なども制御できるようになるという。つまり、音声で命令することで何らかの結果を返してくれる端末である。では、さっそく話しかけてみよう。

 筆者「クローバ、君は僕のために何をしてくれるの?」

 WAVE「あなたのサポートをすることが私の役目です」

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「クローバ」と呼びかけるとポンというF♯の音とともに、本体ボトムとトップの輪が緑色に光る。アラート音が、なぜ、譜面上♯が6つも付くF♯なのかその理由が知りたいものだ
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