Ubuntuは一般的なPCユーザーに向けて開発されたOSなので、導入や操作法習熟のハードルはWindowsと大差ない。すべてのPCで問題なくが動作するわけではないが(例えば、32ビットCPU場合はPAEと呼ぶ機構に対応していることが必須)、手軽に光メディアやUSBメモリーから起動して試すことができる。Ubuntuが動作することを確認後、数回マウスクリックするだけでハードディスクにインストール可能だ。

 少々マニアックな領域の話になるが、インストールしたUbuntuの見た目や操作感、雰囲気をWindows XPに似せると、タダでここまでできるという満足感が得られ、面白い。それには、デスクトップ環境と呼ばれるGUIソフトを「Mate」に切り替え(Mateをインストールして選択)、さらにパネルをカスタマイズした上で、「Luna XP」というテーマをダウンロードして適用すればよい(写真1)。

写真1●UbuntuのGUIをWindows XP風にカスタマイズ
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 なお、最初からWindows XPおよび同 7に似たGUIを備えていて、簡単な操作でGUIを切り替えられる「Zorin OS」というマイナーなLinuxディストリビューションも存在する(写真2)。

写真2●Zorin OSのWindows 7風のGUI
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 GUIの切り替えは、Windowsしか使ったことがない人にとっては、少しばかりハードルの高い作業となる。しかし、Ubuntuのインストールならごく単純な作業なので、迷うことなく簡単に実施できる。先の知人も、理系出身(建築・土木)とはいえコンピュータについて詳しいわけではなく、ましてやOSの入り換えやバージョンアップの経験など一切無かった。それでも、スムーズに入れ替えられた。だまされたと思って(もちろん、だます気などないのだが)、トライしてみていただきたい。

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